美容院でカラーリングをしてもらうときに、時間が長くかかると感じたことはありませんか。美容院の後に予定を入れているときなどは、どの程度の時間が必要なのか把握しておきたいもの。
そこで今回は、美容院でヘアカラーをする場合の目安時間について解説していきます。施術の流れについても説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
美容院でヘアカラーをするときの目安時間は?
最初に結論をいうと、美容院でヘアカラーをするときの目安時間は、1時間半~2時間程度です。カットもして欲しい場合は、プラス30分はかかると考えておきましょう。
ヘアカラーの時間は、短くても長すぎても髪にとってよくありません。次の予定が入っているからと焦ってしまうとイメージ通りの仕上がりにならないこともあるため、時間の余裕を持ったスケジュールにしておくと良いでしょう。
美容院でヘアカラーをするときの流れ
ここからは、実際に美容院でヘアカラーをするときの流れを解説していきます。この記事で紹介する流れはあくまでも目安であり、細かな手順などは美容院ごとに異なります。確実に詳細な流れを知りたい場合は、実際に美容院に問い合わせてみましょう。
<美容院でのヘアカラーの流れ>
1. 来店、カウンセリング
2. シャンプー
3. カラーリング剤を塗布する
4. カラーリング剤をなじませる(放置時間は、15~30分)
5. シャンプー
6. ドライ&スタイリング
7. お会計&次回の予約
カウンセリングで仕上がりイメージを共有する
まずは来店後に、カウンセリングを行います。カウンセリングの目的は、髪質やダメージ・頭皮の状態の確認・白髪の有無・生活習慣・ストレスや悩み、過去にパーマやカラーリングによるトラブルがあったかなどを確認し、理想の仕上がりに近づけることです。
「このカラーにして欲しい」と言っても、髪質は人それぞれ違うため、最初のカウンセリングはとても重要です。髪についての悩みや、「こういう風になりたい」というイメージを伝えることで、より理想的な仕上がりを期待できます。
シャンプーで汚れを落とす
髪にゴミや汚れがついていたり、整髪料が残っていたりするとカラーリング剤がうまく浸透しません。シャンプーで髪についた汚れを落とすことで、カラーリング剤が髪になじみやすくなります。
カラーリング剤を塗る
カウンセリングで聞いた理想の色、嫌いな色をもとに調合したカラーリング剤を髪に塗っていきます。
色味によってはブリーチを二回以上することもあるので、髪質や頭皮の状態、過去にトラブルがあったかなど、不安なことは最初のカウンセリングのときに伝えておきましょう。
カラーリング剤を髪に浸透させる
カラーリング剤を塗ってから浸透させる時間は、15~30分程度が妥当だといわれています。薬剤を塗ってから30分以上放置するのは置きすぎの場合が多く、髪へのダメージが蓄積しやすくなります。
髪質やダメージの状態によっては、15分以内にカラーリング剤を落とす場合も。色味によっては髪質とダメージを考慮して30分以上置く場合もあるため、あくまでも目安の時間として理解しておきましょう。
ちなみに、市販のカラー剤の放置時間は、10~20分です。これは染色力が強い分、髪へのダメージが大きいことを意味しています。
美容院のカラーリング剤は、髪へのダメージを最小限に抑えながら理想のカラーに近づけることが可能です。カウンセリングによって髪質やダメージの状態を考えてカラーリング剤を調合しているため、安心してカラーリングを楽しめます。
シャンプーでカラーリング剤を落とす
髪にカラー剤が浸透し、希望のカラーに発色したのを見計らってシャンプーで洗い流します。明るい色にするためには、髪の色素を整えるために、ブリーチを二回する場合があります。その場合は、5~30分程度の様子を見てシャンプーで洗い流し、もう一度薬剤を塗る流れになることが多いです。
ドライ&スタイリングを行う
髪を乾かした後、希望のカラーに近づいていることを確認してからセットを行います。
お会計&次回の予約をする
お会計を済ませた後、次回の予定が決まっていれば予約をしておきましょう。カットやカラーリングを通じて気持ちが前向きになった、周囲の反応が良くて嬉しかったなど、些細な内容だったとしても話してもらえるだけで美容院としてはありがたいものです。仕事や家事、育児などで忙しいからこそ、ただカットやカラーをしに行くだけではなく、リラックスして癒やされる時間として活用してみてください。
まとめ
今回の記事では、美容院でのヘアカラーには、1時間半~2時間程度の時間がかかることを説明してきました。ヘアカラーや美容院によって多少の誤差はありますが、目安として覚えておいてください。
どうしても予定がある場合は仕方ありませんが、待ち時間やカラーリングの時間をゆっくり過ごしてみるのもおすすめです。